The Beatles(ザ・ビートルズ)入門|初心者はまずこのアルバムから!

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洋楽をさほど知らなくても、ビートルズは知っているでしょう。
知らなくとも聞いたことはあるはず。

イギリスのリバプール出身の4人組バンドが、瞬く間に世界中を虜にしました。
それは音楽ファンだけじゃない。音楽なんてまるで聞いちゃいない、当時のギャルたちを失神させるほどの人気ぶりだったのです。

ポール・マッカートニー、ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター。

彼らの作り上げた音楽は、今だに音楽を愛する者たちに、新しいインスピレーションを与え続けています。

今回は、ビートルズを聴いてみたいけど何から始めたらいいのかわからない人へ、おススメを紹介する記事です♪

 

ビートルズはロック、ポップスの入門編だ!

ビートルズは、よくロック・ポップスの入門編として位置づけられます。

ロック通と言われるロックを聴き込んでいるリスナーも、聴き始めはビートルズという人が多いし、洋楽・邦楽を問わず多くのロック、ポップスのミュージシャンは、大なり小なりビートルズの影響を受けています。(むしろビートルズの影響を受けていない人などいないのでは?)

そういうことからも、ビートルズを聴くことはロック・ポップスを理解する上で、非常に意義深いことです。
わたしも洋楽の聴きはじめはビートルズでした。

今思うに、ビートルズを聴き込んだおかげで、どんなジャンルの音楽も割とすんなり受け入れてこれたように思います。

ポップス系は勿論のこと、ハード・ロック、ヘビメタ、プログレ、フォーク、カントリー、レゲエ、ブルース、クラシック・・・。

実は、ビートルズの曲の中にはこれらの音楽ジャンルの要素が密かに含まれています。

例えば、ハード・ロック、ヘビメタの要素は「ヘルター・スケルター」(『ザ・ビートルズ』収録)に、プログレの要素は「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」(『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』)に、レゲエの要素は「オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ」(『ザ・ビートルズ』収録)に、といった具合です。
ビートルズは、自分たちが吸収してきた音楽をビートルズ流に料理し発信し続けてきたバンドなのです。

まぁその音楽ジャンルの広さといったら驚きですよ!そこにビートルズのすごさがあります。

ビートルズを聴くことは、様々な音楽ジャンルを理解することにつながると言ってよいでしょう。

ビートルズを知らないミュージシャンはいませんし、ビートルズを知らない音楽通はいません!
さあ、ビートルズを聴き始めましょうか!

 

どのアルバムから聞けばいいの?

とはいえ、ビートルズのオリジナルアルバムは、CD化されているものだけで13枚あり、コンピレーションアルバムやその他の企画アルバムを合わせると、オリジナルアルバム以上の数にのぼります!

これだけあると、何から聴けばよいか分からなくなりますよね?
それなら、聴き始めはやっぱりベスト盤がいいでしょう。

ベスト盤でビートルズのよさを感受して、それからオリジナルアルバムをしっかり聴き込む、という聴き方がいいと思います。


CD化されたベスト盤
には『ザ・ビートルズ1』『ザ・ビートルズ1962-1966』(以下赤盤)『ザ・ビートルズ1967-1970』(以下青盤)があります。

 

『ザ・ビートルズ1』は、アメリカのヒットチャートで1位になった曲を時系列に27曲並べています。

このアルバムで、おおよそビートルズのよさは感受できるとは思うのですが、やはり赤盤と青盤をセットで聴くことをおすすめします。

 

活動してきた8年間の間に、ビートルズは風貌もさることながら(赤盤と青盤のジャケットを見比べてみれば一目瞭然)、アルバムごとに音楽性を大きく変えてきました。

ビートルズの音楽性は、初期(『プリーズ・プリーズ・ミー』~『ヘルプ』)中期(『ラバー・ソウル』~『サージェント・ペッパーズ・・・』)後期(『ザ・ビートルズ』~『レット・イット・ビー』)三段階によく分けられますが、ビートルズの魅力もその時代ごとに違います。

 

  • 初期にはわたしたち聞いている人をぶちのめしてくれるノリと勢いがある
  • 中期アイドルと決別しアーティストとして発展をし、当時の音楽にはなかった全く新しい試みをし始めた
  • 後期サウンド革命を果たし、ビートルズという音楽のジャンルを確立した。ビートルズの名曲の多くはこの時期に生まれた

 

ここで、どの時期が一番優れているかなどの考察はまったく意味をなしません。それぞれにまったく違う良さがあるからです。

このような三段階(時代ごと)のビートルズの魅力の違いがよりわかりやすいのが赤盤・青盤なのです。

 

赤盤は26曲青盤は28曲計54曲

この中には、アルバムには入っていないシングル曲も網羅されています。(『ザ・ビートルズ1』の曲は全部入っている)

この2枚のアルバムを聴いて、初期・中期・後期を聴き比べてみることが、ビートルズのよさを理解する第一歩でしょう。

私も『ザ・ビートルズ1』ではなく、赤盤・青盤でビートルズの魅力にハマることとなりました。

中1の時に、いとこに借りて初めて赤盤を聞いた時、さほど衝撃は受けなかったように記憶しています。「あっ、この曲聞いたことある」ってなくらいの感じ。

でも、何度も聴き返していく内に、ビートルズマジックにかかってしまってました。

いとこに借りた赤盤をさんざん聴き倒したあと、貯めていたおこずかいを全部はたいて赤盤と青盤をセットで購入しました。
青盤を聴く時には、胸が躍っていたのを思い出します。

それから2・3か月くらいは、赤盤と青盤ばかり聴いていました。

これが不思議と飽きないのです。それもビートルズマジックなんでしょうね。笑

 

赤盤・青盤にもの申す!

さてこんなにお世話になった赤盤・青盤ですが、今思うに、もっとベストな選曲ができたのではないか?と思うのです。

選曲はジョージ・ハリスンを中心に行われたそうです。
赤盤・青盤が入門的な役割を担っていることを踏まえると、選曲の改善点が見えてきます。

赤盤・青盤が入門盤であるなら、ビートルズを聴き始めた人たちに、ビートルズの魅力をストレートに伝える必要があります。


デビューアルバム
『プリーズ・プリーズ・ミー』、セカンドアルバム『ミート・ザ・ビートルズ』の約半分は、カバー曲で埋められていました

しかしそれは、完全にオリジナル版を超えてオリジナル化しちゃってます

例えば「プリーズ・ミスター・ポストマン」は、元はマーベレッツという黒人のガールズグループの曲で、ビートルズはそれをカバーした。
それをさらにカーペンターズが、ビートルズに影響を受けてカバーをして全米ナンバーワンにしたほど。

例えレノン・マッカートニーのクレジットがないカバー曲だとしても、ビートルズらしい魅力満載の曲がいっぱいあるのです。

だから初期のカバー曲を外しちゃダメでしょ!!!


それなのに、ジョージは他人の曲は一切入れずに、ジョンとポールの顔を立てて二人の曲しか入れなかった。

初期に当たる赤盤には、カバー曲を入れて欲しかった。
いや、入れるべきだったでしょう!

例えば「ラブ・ミー・ドゥ」なんて、デビュー曲だというだけで、そんなにビートルズの魅力は感じられません。

これを「ツイスト・アンド・シャウト」と差し替えれば、1曲目を聴いた時の衝撃は全然違うはずです。この曲は、アイズレー・ブラザーズで知られていましたが(オリジナルはトップ・ノーツ)、ビートルズ版はロック史に残る名演の1つですよ。

ジョンのボーカルの凄まじいこと!
しかも、うるさくなく美しい。誰が聴いても衝撃を受けるはず。


出典:You Tube

その他、B面2曲目「アンド・アイ・ラブ・ハー」、C面2曲目「悲しみはぶっとばせ」、C面6曲目「ノルウェーの森」、D面7曲目「イエロー・サブ・マリン」などは、ビートルズの初期と中期の魅力があふれた曲ではないと思うので、赤盤から外したほうが良かったと思います。

「アンド・アイ・ラブ・ハー」は、映画『ア・ハード・デイズ・ナイト』の挿入曲だから選ばれたのでしょう。

「悲しみはぶっとばせ」は、ジョンがボブ・ディランの影響を受けた初めての曲として有名だから。

「ノルウェーの森」は、初めてシタール(インドの楽器)を取り入れた記念すべき曲だから。

でもね、そんなことこれからビートルズを聴く人達に伝えても仕方のないこと
そんな知識はもっとあとでいいのよ!

ビートルズ初心者には、もっとビートルズの魅力満載の曲をぶつけていかないとね。
じゃあ、赤盤に入れるとすれば何がベストか?

前述した「ツイスト・アンド・シャウト」「プリーズ・ミスター・ポストマン」「テル・ミー・ホワイ」「ロックン・ロール・ミュージック」「バッド・ボーイ」は、めっちゃビートルズらしい

逆に青盤は、なかなかの選曲です。

赤盤ほどいじる必要はないくらい。どれも外せないビートルズの名曲が並んでいます

欲を言えば、もう少し『ザ・ビートルズ』からの曲が欲しい感じはします。
ここには知られざる名曲が結構ありますからね。

例えば、B面3曲目「フール・オン・ザ・ヒル」、C面の「オールド・ブラウン・シュー」を外して『ザ・ビートルズ』から「ハピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」を、『アビー・ロード』から「オー・ダーリン」入れるとベストです!

特に「ハピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」は、中期以降は影を潜めてしまった、ジョンのシャウトが久々に聴けます。これはうれしい限り!

この曲の3部構成を真似て、ポールはウィングス時代に「バンド・オン・ザ・ラン」を作ってヒットさせています。

 

「オー・ダーリン」では、ポールの図太いシャウトが聴けます。
初期の頃のキンキンしたシャウトとは大違い。ロックシャウターポールの本領発揮です!
素晴らしい歌声ですので聴く価値大。


出典:You Tube

 

 

ジョンとポールの比率(曲作り・メインボーカル)を考慮した?

ジョージは赤盤も青盤とも、ジョンとポールの作曲・メインボーカル曲の比率を、できるだけ偏らないように配慮しているように感じます。(それでも青盤ではポールの曲が多いけど)

でも、初期後期とでは、メインボーカルの比率は全然違います。

初期の『ヘルプ』辺りまでは、ジョンの声が間違いなくビートルズを象徴していました。(ロックン・ロールを歌うポールの声は、キンキンして聞きづらかった)

曲作りでも『ヘルプ』辺りまでは、ジョンの貢献度がポールを完全に上回っています。
3枚目のアルバム『ア・ハード・デイズ・ナイト』では、13曲中10曲がジョンの作品だったから、赤盤においてはジョンがメインボーカルである曲が並んでもよいのです。むしろその方が自然です。

後期から、ジョンとポールの役割が逆転しています。

だから、青盤ではポールの曲が並んだ方が自然なのです。

 

さいごに

つらつらと批判めいたことを書いてきましたが、赤盤・青盤の果たす役割は大きいし、これ以上のベスト盤はないので言いたい事を言わせてもらいました!笑

みなさんもぜひ!洋楽はビートルズをまず聴いていきましょう!
そして、赤と青を聴きまくりましょうね。

ビートルズの魅力が時代ごとに見えて、気づけば絶対ハマっていますから。

ABOUTこの記事をかいた人

リリー

棚から牡丹餅が好きな管理人リリーと桜文鳥の、自由で豊かな生活(を目指す)ブログです。 好奇心旺盛(飽き性)で細かいことが苦手なため、雑多なブログですが、ゆる~く愛を込めて記事は書いていきます。何かヒントになれれば嬉しいです(^^)v 「30代~40代働く女性のためのパワフルビューティコーチング」のコーチもしておりますので、ご希望の方はお申込みフォームからお願いします♪