『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』|ザ・ビートルズの初の公認ライヴアルバム登場!!

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映画『ザ・ビートルズ~EIGHT  DAYS  WEEK』が9月22日から全国公開されました。

『レット・イット・ビー』から46年、『ザ・ビートルズ・アンソロジー』から21年ぶりの公式映画です。

ファンには身震いするほどたまらない映像の数々で綴ったドキュメンタリー映画。

さらに嬉しいことに、ビートルズ初の公認ライヴアルバムが発売されたのです!

 

 

ビートルズ初のライヴ・アルバムに興奮

1977年に、ビートルズ初のライヴ・アルバムが発売されました。

その名も『ザ・ビートルズ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』
もちろんその頃は、アナログレコードです。

でも、このアナログ版は音質はともかく、観客たちが興奮した様子をよく伝えていました。

まさに絶叫・熱狂・興奮の言葉がぴったりとハマります。
曲紹介から曲の終わりまで、キャ~という悲鳴や歓声が鳴りやまないのですから。

やっぱりビートルズはすごい!と思わずにはいられないレコードでした。

 

“and  now,here  they  are!   The Beatles!”

場所は野外音楽場。司会者の紹介の後、おそらくビートルズがステージに姿を見せたのでしょう。その悲鳴というか絶叫のすごさは筆舌に尽くしがたい!私も興奮して、キャ~と声が出てしまったほど。笑

なんてったってビートルズのライヴですよ!

今の時代なら、ジャニーズのコンサートだって野球場でやっているし、歓声もすごい。別に大したことじゃないでしょ?なんて思うかもしれない。

いやいやいやいや、違うんですよ。

ずばり興奮度、爆発力が違います!

ビートルズのライヴは、アイドルとしての4人への憧れと、初めて聞くロック調の音楽による高揚感があわさって、聴衆の魂を揺さぶったのです。

アイドルとしての人気は、当時のレコード売上やテレビの視聴率からも、世界一であったことは誰もが認めるところです。

そのビートルズのコンサートですから、聴衆が熱狂しないわけがありません。
それに加えて、ビートの効いたロックのリズムのノリが加わっているのです。しかも、唯一無二のロックシャウターである、ジョンとポールのボーカルとくれば、もう向かうところ敵なし!

異論があるなら、アイドルとしての人気度、ロック度(音楽性・ミュージシャンとしての実力)で比べてみてください!

ビートルズのライヴは、世界で初めてアイドルとしての興奮とロック・ミュージックの興奮が融合した、ロック・ポピュラー史に残るものなのです。

ハイライト曲は,この4曲で決まり!

私が選ぶこのアルバムのハイライト曲は「ディズィー・ミス・リズィー」「ティケット・トゥ・ライド」「ボーイズ」の三曲です。

まず「ディズィー・ミス・リズィー」
何といってもジョンのシャウトがライヴ・バージョンで聴けるこの幸せ・・。ここでのジョンのシャウトの激しさは、『ヘルプ』に入っているスタジオバージョンと同じレベルです。

日本武道館ライヴのオープニングで歌われた「ロックン・ロール・ミュージック」とは比較にならないくらいの出来!
気合い入ってます!
1969年、プラスティック・オノ・バンドの『平和の祈りをこめて』の中でも歌われているバージョンもなかなかのものですが、コチラの方がいい!必聴の価値あり!

 

 

次に「ティケット・トゥ・ライド」
この曲では、ジョンとポールのセミ・シャウトのハモリが楽しめます。特に、

I think It‘s today, yeah

The girl that‘s drivin’ mad

のところ。
ジョンとポールのハモリはビートルズの大きな魅力の一つですが、ここでは二人のセミ・シャウトのハモリが、ライヴの力を借りてさらにパワー・アップしています。

特にポールはありったけの力を出して、スタジオ版では聞けない図太い声を聴かせてくれています。ライヴでしか味わえないパワーが感じられます!

 

三曲目は、リンゴがメインボーカルの「ボーイズ」
他の有名曲や、ジョンやポールをさしおいて、リンゴのメインボーカル曲をなぜベスト3に選ぶのか?
と思う人もいるかもしれませんね。

でもね、ここでのリンゴのボーカルの気合いの入りようったらありませんよ。

声をからしながら力を出し切って歌うリンゴの姿からは、もはや、のほほんとした感じはいっさい感じられません。シャウトしていますから。

一度騙されたと思って聴いてみてください。そして、ポールのパッシュワ、イエ~!というコーラスも力が入ってます。
観客も発狂寸前ですよ。笑
きっと、この曲で何人もの女の子が失神したはず。

 

さいごの注目ポイント。
それは「ハード・デイズ・ナイト」ジョージのリードギターです。

実は、スタジオ版を録音する時、ジョージは早すぎてこのフレーズを上手く弾きこなせなくて、テープ速度を落として録音したんです。

『アンソロジー1』収録の「ハード・デイズ・ナイト」を聴いてみてください。
ジョージのメチャメチャしょぼいリードギターが聴けますから。

それがこのライヴ版ではきっちり!スタジオ版と同じように弾きこなしているではありませんか。
レコードと同じ速さで弾けるように練習したんでしょうね。さすがジョージ!

 

ついに『ザ・ビートルズ ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』登場

このアナログ版『ザ・ビートルズ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』(以下、アナログ版)は、長い間CD化されずほったらかし状態でした。

世界一のバンドにライヴ・アルバムが1枚もないなんて!
私もなぜCD化されないんだろうと不思議に思っていましたが、やっぱりというか、ついにCD化されました。

アナログ版にリミックス・リマスターを施し、さらにボーナス曲を4曲も追加して!

ここでは、アナログ版と今回登場したCD版を比べてみましょう。

アナログ版は、歓声が大きく、ライヴ会場の興奮をそのまま伝えています。曲の演奏中も、ずっと続く歓声がありのまま聞こえてくるのです。
ビートルズの演奏が遠くから聞こえてくる感じがします。

ビートルズのライヴのすごさを知るのなら、こちらの方が優れていると言えますね。

 

一方CD版は、歓声をグッと抑えて、歌や演奏がより鮮明に聞こえてくるよう編集されています
ビートルズのライヴ演奏をしっかり聴きたいのなら、断然、今回登場したCD版がおすすめ!

ジョンのシャウトが、音のくすみが解消されているから、よい音のライヴバージョンとして聴ける。
そして、ポールのベース、ジョージのギター、リンゴのドラムが一体化した素晴らしい演奏!

かつてリンゴは「絶叫で演奏がまったく聞こえないから、ジョンとポールの体の動きや口の動きを見て、ビートがずれないようにしていた」と語っていたが、当時はモニターシステムなどない。

自分達の演奏がまともに聞こえない状況で、この演奏のクオリティーの高さは、すごい!としか言いようがないです。
今回登場した『ザ・ビートルズ ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』を聴けば、お伝えしてきたことがハッキリわかるはずです。

さあ、1964年のハリウッド・ボウルへ、タイムスリップしてみましょ!!!

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

リリー

棚から牡丹餅が好きな管理人リリーと桜文鳥の、自由で豊かな生活(を目指す)ブログです。 好奇心旺盛(飽き性)で細かいことが苦手なため、雑多なブログですが、ゆる~く愛を込めて記事は書いていきます。何かヒントになれれば嬉しいです(^^)v 「30代~40代働く女性のためのパワフルビューティコーチング」のコーチもしておりますので、ご希望の方はお申込みフォームからお願いします♪