手乗り文鳥のメスの発情期 - 文鳥は一羽飼いでも卵を産む危険性

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手乗り文鳥は人懐っこくて、ついつい可愛がり過ぎてしまいますよね。

しかしその飼い主の行為が大切な愛鳥を苦しめる結果になってしまうので、この記事では一羽飼いのメス文鳥の発情について、飼い主が注意すべき点を説明します!

 

発情期っていつ?何が危険なの?

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文鳥の発情期は秋~春9月から翌5月までの間に起こりやすいです。
日が短くなってくる頃ですね。

では、発情の何が悪いのか?

文鳥のメスの死因ワースト1が「卵詰まり」だからです。

大丈夫、うちはオスがいないし一羽飼いだから~なんてNG!
実はオスがいなくてもメスは無精卵で卵を産めるのです。
しかも何度でも。又、文鳥との距離感が近くて仲良しなほど、飼い主が発情の対象になります。

いやいや、うちの子はまだ生まれて1年も経ってないんだから心配ないっしょ!なんてのもNG!
文鳥は生後半年で発情して卵を産むのです!レディになるのが早い。

一度に産む個数は3個以上。卵を産むたびにかなりの体力を消耗しますし、最悪は卵が体内で詰まって出てこない!
それが卵詰まりで、最悪そのまま死んでしまいます。

他にも発情、抱卵によって重大な病気を引き起こす危険が多くあります。

  • 低カルシウム血症
  • 腹壁ヘルニア、卵管疾患、卵巣疾患、卵黄性腹膜炎、総排泄腔脱、卵管脱、骨軟化症
  • 肝機能障害、羽毛の変形や変色、嘴や爪質低下による過長、血液凝固不全による嘴・爪への出血班形成、肺出血による呼吸困難
  • 変形性関節炎、飛翔困難、歩行異常、肝疾患や腎疾患、関節疾患

詳しくは、飼育の医学by横浜小鳥の病院の”雌の持続発情に関連する問題点”をご参考ください。
怖い病名が並んでますよね・・・。

これだけ死につながる危険性があるのなら、無用な産卵は避けてあげるべきでしょう。

 

発情期の具体的行動

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これはすごくわかりやすいです。はい。

  • キャンキャンキャンキャンと甲高い声で連呼する
  • キューンキューンと甘えた声を出す
  • 体を低くする
  • 袖、襟、裾など狭い隙間を探して中に入り込む
  • 尾羽をブルブルッと震わせる
  • カーテンの裏、ハンガーにかけた服をのぞき込む
  • イライラして噛みついたり突いたり攻撃的になる

これらが発情するとよくある行動です。

放鳥中は、気づけば巣になりそうなところを探していますので見つけたら即、撤収させてください!

発情の原因と抑制方法

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発情の原因

  • 夜寝る時間が多い(1日の明るい時間が少ない)
  • 食べ物が常に十分にある
  • ストレスが全くない
  • 気温が一定で季節感がない
  • 脂肪やたんぱく質の多い食事
  • 文鳥と飼い主のスキンシップ(握る、背中を触る、上下に揺らす)


抑制方法

  • 部屋を11~12時間以上暗くしない。暗い時間を少なく、明るい時間を多くすると発情しにくい。
  • 餌を過剰に与えない。本来は自力で餌を確保するという性質を保つ必要がある
  • ケージの場所、中のレイアウトを定期的に変える。新しいモノを近くに置く。知人の家などにお出かけして環境を変えるなど、普段とは違うことで適度なストレスを与える
  • 人間に合わせて年中気温を一定にしない。気温の変化で季節感を感じるようにさせないと発情が続いてしまう。過保護にせずに、暑さ寒さに対応できる体力作りをしていく
  • 「粟玉」などの高カロリー食は発情を促すので控える
  • 放鳥時間を減らして、必要以上に触ったり話しかけたりしない
  • 壺巣、めくれた新聞紙など巣作りしそうなものをケージに入れない
  • カーテンの裏、服の中、机の下や引き出しの中などに潜り込ませない

 

育てている環境によって、まだまだ発情の原因と抑制方法はあると思います。
発情をなるべく抑えるために、飼い主で出来ることはしてあげましょうね。

 

さいごに

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発情は自然の摂理です。

完全に抑えることはできないし、卵を絶対に産ませないなんてことも難しいでしょう。

わたしが思うのは出来るだけのことをしてあげる、で十分だということ。

文鳥は飼い主の側にずっといたい、一緒に遊びたい、触ってほしいし話しかけてほしい、甘えたな生き物です。飼い主を信頼しきっている文鳥を卵を産ませたくないから!と突き放すと、急に突き放された文鳥はどう思うでしょう?

哀しいし寂しい。ストレスがたまって逆に弱っていく子もいます
飼い主に嫌われたと思って懐いていた子が警戒して心が離れる子もいます

それってお互いに望まない結果ですよね?

このやり方が絶対に正しいなんて存在しないと思います。
飼い主と文鳥が心を通わせて、出来るだけの予防をして、もし病気になった時のために信頼できる病院を事前に探しておいてすぐに連れていける用意はしておくこと。

各々の飼い主の愛情に、間違っている!とジャッジを下すのはどうかと思ったりもします。

又、文鳥をペットとして飼うにあたって、まだまだわからない事が多いのも事実です。
常に新しい情報を得る姿勢と、適度に取り入れる柔軟さが、大切な文鳥と一緒に過ごすために大事なことではないでしょうか?

ABOUTこの記事をかいた人

リリー

棚から牡丹餅が好きな管理人リリーと桜文鳥の、自由で豊かな生活(を目指す)ブログです。 好奇心旺盛(飽き性)で細かいことが苦手なため、雑多なブログですが、ゆる~く愛を込めて記事は書いていきます。何かヒントになれれば嬉しいです(^^)v 「30代~40代働く女性のためのパワフルビューティコーチング」のコーチもしておりますので、ご希望の方はお申込みフォームからお願いします♪