一羽飼いの文鳥が卵を持った! - 年末年始の大事件!卵が自力で産めないときや肛門の傷への対処法

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2017年の大晦日、朝方に事件は起こりました。

うちの文鳥の空が生後3年目を迎えた矢先、ついに卵を持ってしまったのです。
一羽飼いなので無精卵。

ある程度は気を付けていたけど・・・大丈夫だろうと油断した!!!

という訳で、年末年始は、文鳥のメスの死因として最も高い「卵詰まり」の恐怖と闘うこととなりました。

卵を産む前兆はいつわかる?

これは正直その日が来るまでわかりませんでした。
相変わらず発情しまくりで、巣探しをしては潜り込む。

ただ、振り返ってみると気になる点はいくつかありましたね・・・

■うつらうつらと居眠りする時間が増えた
■シード・ペレット・ボレー粉とまんべんなく食べる量が増えた
■人間の体温で暖をとっていた
■少し体重が重くなった
■ドカッと座ることが増えた

 

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事件が起こる前はこんな感じでした。

毛並みはツヤツヤ、目もキラキラ、くちばしと足の色もいつも通り。
心なしかいつもよりも、女子っぽい可愛さが出てるような気はするが・・・

 

 

卵を持ってしまった要因は?

こればっかりは自然の摂理なので、仕方がないことと言えばそうなんですが・・・
助長させる原因はありました。

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■部屋の温度が低かった
日当たりが良いので、雪が降る日以外の日中は、オイルヒーターを入れていた。
ケージの下にはパネルヒーターを2枚ひいてもいた。
電球のヒーターを以前は入れていたのだが、破損・やけど・爪が引っかかるなどの不安要素があったため
使用しないことにしている。

部屋の温度は20度前後を保っていたのだが・・・寒かったのかもしれない。
その冷えた環境は、どうやら卵を持たせる要因となるそうだ。

なので、冬でも室温は25度以上を保つほうが良いようです。

■巣探しを放置してしまった
年末の仕事の忙しさを理由に、巣探しをしては潜り込む行為を許してしまってました。
うちの空さんは、寝るとき以外はケージを開け放って、自由に家中を行き来してます。

・衣装棚の隙間
・押し入れの扉の隙間
・スボンやスカートの裾、袖やネック周りの隙間
・ハンガーにかかってるダウンコートのフードの中
・こたつの中
・手のひらの中
・ケージの下にひいてる新聞紙の隙間

目をギラギラさせて、甲高い声で「キャンキャン」と鳴き続け、時には「キュキューンキュンキュン」と
甘えた声を出し・・・

仕事で疲れた主人、まさかうちの子は大丈夫だろうと楽観的な主人は、そんな行為を放置してたんですね・・・

■暗い時間が少し多かった
日当たりが良いのもあって、電気は付けずに出勤してました。
この時期は5時頃から薄暗くなっていますから、主人が帰宅するまでのあいだは寝るモードになってたと思われます。

あまりの発情ハッスルに耐えかねて、早めに(21~22時頃)寝てもらった日もありましたね。

暗い時間が長いと、卵を抱える可能性は高くなります。

 

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大晦日の朝、うんちを出そうとするのに、出るのは液体だけ。
固形ブツが出ないので、時間が経つうちに動きが鈍くなっていった。
しまいにはジッとしてうずくまり、目を閉じだす・・・

まさか!と思いオチリを見るとパンパン。
これは卵を持ってるのかもしれない!とパニックになった。
このままウンチが出なかったら、毒素が体内を回って死んでしまう・・・

「空!大丈夫だよ!ママが悪かった。必ず助けるからね!病院に行こうね!ごめんね!」

そう言って、泣きながらネットで年末年始も開院している動物病院を必死に探す。
出来れば近場で、小鳥を診れる病院を急いで探さなきゃ!!!

 

 

自力で産むか?人工的に産ませるか?

ラッキーなことに、家から車で5分ほどの所に、年中無休の動物病院がありました。
一応、鳥の診察も可能。

すぐに電話で状況を説明して予約いれる。
同時にタクシーもネットで予約しておく。

以前使っていた少し小さめのケージに水やごはんをセットして、弱った空を中に入れて
毛布でくるむ。

さすがに大晦日、来院する猫さんや犬さんは少ない。
すぐに診察してもらえた。

来るまでに少しだけうんちは出ていたのでほっとした。
空は人に触られたり握られるのが嫌い。
若い男性の獣医さんの頭やパソコンに飛び乗って、逃げ回って触診ができない。

ようやく捕まえたら・・・

「卵が一つありますね」

「ホンマですか???」

「癖になってしまうので、本来は自力で産ますほうがいいのですが、このままでは卵詰まりになりそうですね。
飼い主さんも心配でしょうし、今回は取り出しましょうか?」

「はい・・・。仕方ないです。お願いします」

「人工的に卵を取り出した後は、脱腸や卵管脱などの中身が出ることもあります。異変があればすぐに来院してくださいね」

「マジですか・・・。わかりました」

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初めてみた小鳥の卵。
中身は空っぽなので軽くておもちゃみたい。
こんなんが体内にあって、圧迫してうんちが出るのを阻んでたのね。

お医者さん曰く、発育もウンチの検査も問題はないとのこと。
それは良かった・・・

 

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ウンチがスムーズに出るように、ビタミン剤を処方してもらった。
口に直接入れて飲ます液体だが、空は口をチャックして絶対に開けないため、
飲み水に混ぜることにした。

 

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卵がおなかから消えたあと。
すっきりした体型に戻ってますね。

しかし、踏ん張ってもウンチが中々出ない
時間をかけてまとまったウンチを出すのだが、肛門が痛いのか出した後におちりを上下に何度も振って
苦しそうにしている・・・ 

もう見てられなくて泣きそうになる。
朝起きたら天国に逝ってたらどうしよう・・・と不安で眠れない正月を過ごす。

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1月2日になっても良くなってる気がしない。
肛門を見ると、膿ができてジュクジュクしているじゃないか!

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連日の病院は可哀想だと思い、ドラッグストアで「イソジン きず薬」を購入
正月に開店してるスギ薬局。スゲーな。本当にありがたかったです!
ちなみに軟膏のような塗り薬は小鳥の羽にはよろしくないそうです。

オキシドールやマキロンなどもありますが、こちらはクチバシで突く子にはNGかな。
出血したときの傷には適当のようですね。

イソジンきず薬の原液はキツイので、水で薄めてから綿棒につけて、肛門に塗って湿らせました。
何度か薬をつけ続けたら、苦しいながらもウンチがドバっと出るようになりました。
膿もかなり治りましたよ!

 

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1月3日。
膿は引いたが、おちりを湿らせないとウンチが出ないし、踏ん張っても出にくいし。
もしかしたら卵管脱とかじゃないのか!?

明日から仕事なので、念のため改めて病院に行くことにした。
正月三が日にも関わらず、院内は犬さんネコさんハムちゃんと、患者さんが多くいた。

空の担当医は前回とは違う男性の獣医さん。

相変わらずお医者さんの頭に乗って逃げ回り、手を焼かせる空。

診察の結果・・・

「肛門に何か張り付いてますね。ん?かさぶたが出来てるな。
無理に卵を産んで肛門に傷がついたんでしょう。そこが腫れてかさぶたが出来て、
うんちが出ないようですな」

とりあえず手術を要する病気ではなさそうだ。
かさぶたをとってもらい、抗生物質を処方してもらった。

(写真の右のピンク蓋がビタミン剤、左の黄色蓋が抗生物質)

 

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雪の降る中、知らないところへ連れていかれ、知らない人に掴まれて・・・
空のストレスも相当だったと思う。

さらに愛する主人にも、何度も掴まれておちりに綿棒で塗り塗りされるし。
ごめんね、本当にごめんなさいね、空。

部屋の温度を30度近くまであげ、まるで熱帯雨林のような正月休みを過ごした。

 

病院と移動用キャリーケース、タクシー等の事前準備が命!

さすがに病院からもらう薬は違う!
ゆっくりだが着実に空の肛門が良くなってきている。

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1月6日。
ウンチの回数が増えた。
一生懸命踏ん張ってる様子も減った。
痛そうにおちりを振る回数も減った。

 

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水浴びを1日2回、派手に長くしてくれる。
おかげで衛生面はマシかも。
抗生物質を塗ったあとは、クチバシでいらわないように
気をそらすための遊びに付き合う。

 

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あと、お野菜を多めにあげていた。
空は「豆苗」しか食べない。
チンゲン菜や小松菜は、かじるだけ。

お通じのいいコトをわかってるのか?
いつもより豆苗を食べる量が多い。

 

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ハゲてお肉が見えている。
レディなのに・・・

 

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羽繕いしているうちは元気な証拠!
早く完治して欲しい。

今回の件で痛感したのは、有事に備えておくことの大切さ!!

 

■移動用のケージ
わたしは購入してませんでした。
小さなケージで飼っている方は、そのままの状態で病院に連れていくほうが
お医者さん的には状況がわかりやすくていいみたいですが・・・

しかし実際は案外重いし、両手がふさがるからドアの開け閉めや財布を出したりだの、
いろいろ大変です!
冬は寒いし毛布でくるむと尚更。いくら車があるからといってもキツイです。
気持ちが焦ってるから、落としてしまったら一大事。

小さめの移動用があれば、保温バッグに入れることもできます。
暗くしてあげることも簡単。

病院だけでなく、災害やお泊りが必要だったりとか、有事は色んなパターンがあります。
購入して慣れさせておく必要もありますね。
文鳥は新しいモノへの拒絶がすごいですから・・・

 

■タクシー
アプリを入れました。
車がない場合、電車を使う距離でない場合は必要になるかと思います。

弱っている小鳥を連れて、道端でタクシーを拾うのはリスキーです。
1分1秒たりとも無駄には出来ないので、スマホで呼ぶ・行き先を伝えておく・支払い方法決めとく。
ツールがあるなら是非とも検討してください。

京都なら「MKタクシー」がおススメです!


■動物病院
必ず調べておきましょう。

・家から出来るだけ近い
・小鳥の診察が可能
・休診日
・院長や獣医さんの紹介
・設備状況

「遠方で連れていけないわ」なんて無責任なことを言う人はいないと思いますが、
元気なうちに健康診断を兼ねて定期的に診てもらうのも良いでしょう。

その際に、こんな時はどうしたらいいですか?と、緊急時の対処法をお医者さんから
聞き出しておきましょう!

 

 
オリーブ動物医療センター

今回お世話になった、年中無休の病院です。
京都市山科区にあります。椥辻にも分院が出来たそうですよ。
小鳥専門ではないですが、先生も看護師さんも動物思いで優しい方々です。
院内は非常に綺麗で、道路沿いにあってわかりやすく、駐車場も広くとってあります。
ネットでの予約も可です。

長岡京動物病院

友人が健康診断で何度かお世話になっているそうです。
年末年始が休診で、今回は行くことがなかったのですが
おススメだそうです。

たかつき鳥の病院

鳥専門の貴重な病院です!
大阪府の高槻市にあります。
院長先生も文鳥を飼って亡くした経験があって、獣医になられたとか。
こちらも年末年始が休診だったのですが、近々空の健康診断で連れていくつもりです!

 

さいごに

小さな体の大きな命を預かっているのだと、今回改めて気づかされました。
空を失うのではないかと頭をよぎった瞬間、震えが止まりませんでした。

文鳥はそんな主人の気持ちをわかってる気がします。
大好きな主人が焦ったり、哀しそうな顔・不安そうな様子を見たら
気を使って大丈夫なふりをしてるんです。

小動物は強気でいるうちはまだいいです。
本当にぐったりした時には手遅れです。

どんなに忙しくても、面倒くさくても、大切な尊い命を預かった以上
言い訳をせずに日々のお世話をしてあげるべきですね・・・

少しでも異変があれば、最速・最大限の事をしてあげる。
その準備をしておくこと。

あんなに苦しい思いをしたくせに、空は性懲りもなく「発情」し、「巣探し」を
再開しております・・・

卵を産むことは自然なことだから無理には止めたくない。
でも、今後は不用意に卵を抱え込ませることはさせないです。
そして、卵を持ったとしても安産できるような、体力づくりと環境づくりを
日頃から心がけていくつもりです!

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ブサイクショット!笑
いつも幸せをくれてありがとう。

これからも側にいてね。

ABOUTこの記事をかいた人

リリー

棚から牡丹餅が好きな管理人リリーと桜文鳥の、自由で豊かな生活(を目指す)ブログです。 好奇心旺盛(飽き性)で細かいことが苦手なため、雑多なブログですが、ゆる~く愛を込めて記事は書いていきます。何かヒントになれれば嬉しいです(^^)v 「30代~40代働く女性のためのパワフルビューティコーチング」のコーチもしておりますので、ご希望の方はお申込みフォームからお願いします♪